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2011年5月10日 (火)

原発運転停止はトップダウンしか

ござらん!それに原発高コストをねじ伏せたのは核兵器製造能力維持の安全保障的精神じゃろうな。

トップダウンでなければできんよ。運転停止を利害関係者や関係団体やら、他の閣僚やらに説明や調整しとったら、できるわけなかろう。それがマスコミにリークされてみぃ、反対工作がなされて潰されるのがおちじゃ。この事故が起きるまでに反原発の狼煙を上げて、潰されてきた方々がどれだけおったことか。要するに、この手の話は誰にも相談するべきではないということじゃのう。ただ、アメリカが発した「浜岡原発を停止せよ」との圧力に菅さんが屈したとの報道もある。それはそうじゃろうな。浜岡原発がおかしくなって第七艦隊の機能を失う事態だけは避けたいということじゃ。しかし、これはさしたる自衛手段を持たぬ日本にとっても重要なことでござろう。さらに言えば、震災や原発事故でアップアップのところを攻めてくる国はないとは思う。じゃってそんなことをすれば大きな国際問題となり、第三次大戦に発展しかねんからのう。じゃが、北朝鮮やら中国やらを見据えたときに、この国々に対してわが自衛隊は何もできん。じゃから圧力に屈するのも仕方のないことじゃて。結果オーライじゃろう。

そして津波対策が終わったころに、浜岡原発を動かすことになるかじゃが、まず無理じゃろ。日本人は、お人よしの愚かな国民ではある、しかし、目的意識がしっかりと定まれば一つにまとまり一直線に走る。これはいい意味でも悪い意味でもじゃ。かつての戦争好きじゃった国家の時は悪い意味でじゃ。しかし、その後、戦争がよくないと身をもって知れば、経済大国と復興を目指し邁進してきた。他国と一切交戦をせずに、平々凡々とやることができて、恐ろしく平和ボケしたほどじゃ。またごみ問題が起きれば、皆でゴミを分別してリサイクルし、寿命わずかとされた最終処分場を延命し続けておる。一直線に突っ走るために、心を病む人たちやいろんな事情で自殺してしまう人たちなどを見過ごすようなことがいっぱいあるように、悪い部分で多くの副産物も生んでおる。しかし、繰り返すが戦争は一度足りともしておらん。じゃから、原発が恐ろしい化け物であることを認識してしまったわが国民は、もう浜岡原発の再始動を許すというか、求めることはなかろう。

そのころには電力を無駄遣いしない生活も板についてしまい、いくら安い電力料金になるとしても、それがまやかしであると認識した後では、もう無理じゃ。これは、他の原発へも波及する。電力を無駄遣いする生活や、そうして生産された製品は好まれなくなり、その傾向は強くなるはずじゃ。今、ホームセンターなどでは、ニガウリ(ゴーヤ)の種が売り切れておる。テレビなどで、夏の節電に備えて緑の日除けを今から作ろうという情報が流されて、皆が買いに走ったからじゃ。これは買占めとは違うじゃろ。偉いのう。お人よしで愚かじゃが本当に偉い国民で涙が出るほどござる。恐らく、今年は、猛暑にならんじゃろ。仮になったとしても、そうした国民の努力で、電力需要は大きく下がる。

さて、原発のコストの問題じゃ。これまで某は、原発で低コストの電力ができるとは知らなんだ。一般の人々とは逆なのかもしれんが、それはナゼかというと、恐ろしい廃棄物がいっぱい出るからじゃ。廃棄物の処理は、有害物質や有毒物質など、その危険度が高ければ高いほど処理コスト、無害化コストは跳ね上がる。量が多ければ商業ベースでは無理なことが多々ある。いくら爆発的なヒット商品を製造できるメーカーであれ、それを作る過程で有害廃棄物が大量に出ると、それはヒット商品ではなくなるわけじゃ。採算が合わないということじゃ。じゃから、某は、原発にすいて、皆、それを承知でやっておるんじゃと思っておった。ところが、最近は、原発の低コストは廃棄物処理費用を加算しないまやかしである、と報道されておる。某は驚愕した。運転停止で、中電は、原油や天然ガスの輸送費が月々7億円かかるとか、あるいはコスト高になるとか、と未だに中部電力はいうておるようじゃが、それも廃棄物処理を加算しとらんじゃろ。廃炉処理も含めると、もっと凄いことになるぞえ。フィンランドだったかの映画で、廃棄物処理に10万年かかるという内容のものが今話題になっておるらしい。まあ、今頃、某がそう思っておったというところで、後だしジャンケンじゃと愚か者めと言われたら、返す言葉ももないがのう。

じゃが、当コラムで、口が酸っぱくなって歯が解けるくらいになってもいうとるように、某の原発の認識は、核弾頭予備兵器でござるからな。宇宙ロケット技術+原発技術=長距離核弾頭生産技術、という具合じゃ。平和利用じゃというて、分解して持っておれば、他国から干渉されることはないというわけじゃ。「いつだって簡単に作れるけど、作らないよ」ということじゃな。それで先進諸国と肩を並べておったということじゃ。勿論、じゃというて作るかというたら、世論や諸外国を納得させなければいかん。それは大変困難なステップを踏む必要がござるが、実際、時の首相、佐藤栄作も作る気でおった。1964年に中国が核実験を成功させてからという説もござる。日本初の原発は、1957年設置、1960年着工、1966年運転開始の東海村の原発じゃが、どの時点まで原子力の平和利用のみを念頭にしておったかははっきりいうてわからん。しかし、わが国の超大国への憧れと、それに並ぶプライド、そして発展途上国・中国の核開発と核実験成功は、日本を原爆保有へ向かわせる動機として十分じゃった。じゃから、高コストでも、兵器の側面が強いという方針で、原発を作るのも一理あるのかもしれんと認識しておった。実際に核弾頭を作るとなれば、インスタントラーメンのようにはいかないが、難しくないとの結論を当時の内閣調査室の報告書は結論づけておる。

某の拙い分析じゃが、要するに、当初は、先進国への憧れとプライドと危機感がござり、それで廃棄物コストよりも他国からの防衛、国の安全を優先させたことがござるようじゃ。そのうち、その枢要部分を慮る者が時の流れと共にいなくなり、廃棄物コストが見過ごされ、意図的に隠すことを偏った商業主義は当たり前のように考え、単なる建て前じゃった平和利用や商業・営利利用が、本音として大手を振るい、それが台頭したわけじゃないかのう。じゃから、地震対策や津波対策は、二の次、三の次になる下地は十分にござったろう。そして冷戦が終結し、地球環境保全の時代が来ると、地球温暖化効果ガスを出さないなどと、平和ボケも甚だしい原発コピーが闊歩しだすわけじゃ。じゃが、今、核弾頭は必要ない。尖閣諸島や竹島や北方四島といった領土問題、海底資源問題はあろうが、戦争にはならん。なぜなら、資源や財産が無駄に浪費され破壊されるからじゃ。それよりも領土を買い占めたり、会社を買収したりする方が、平和的に日本から収奪できるからのう。そうじゃろう。北方領土じゃって、そこで取れた水産物や資源を日本に売ればそれでいいわけじゃからな。今、日本を武力攻撃して得すると考える国は恐らくない。勝手に入り込んで悪さをして収奪すればいいんじゃ。話がそれたわい。要するに、原発が高コストなのは昔からわかっておった。もう日本人は騙されんて。そして日本人は賢いから、いくら暑くたって、生活スタイルを変え工夫して節電しこの夏を乗り切るじゃろ。根性も知恵も諸外国人より高いからのう。八百万の神は見捨てんよ。この夏は、冷夏になるて。花山大吉

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