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2008年12月22日 (月)

倉本ワールドが全面に出たために

陳腐なドラマに仕上がってしまったのう。風のガーデンは。脚本は、コンテ台本と言われるくらいに、音楽の指定やら、タイミングやら、演出家が不要な内容になっておるというのう。じゃから、演出家はほとんど何もしなくてもよいらしい。変な演出をすると、ワールドが壊されてクレームが付くからのう。いろんなものが、これでもかというほど伏線として張られていて、気持ち悪くなったのう。小道具もそうじゃ。一つ一つ挙げたらきりがない。まるでミステリードラマでも見ているようでござった。終末医療やら、麻酔科医やら、不倫やら、いろんなことが確かに一本にまとまってはおる。が、全体的に無理が祟っておる。無理に伏線や小道具で纏められており、安心して見ていることができないというわけじゃ。ワールド得意の語りよる説明も、今回は、障害児による語りにしたところが姑息でござる。いつものように堂々とやればよろしい。終末医療のテーマは悪くないのじゃがのう。女性歌手の出演も空々しい感じじゃったし、ファンドのオヤジはキャンピングカーを提供するのが役割じゃったと言える。そして最終回に、策士策に溺れるというか、決定的なミスをやらかしておったのう。

非常に重要なシーンじゃ。息子と父が語り合う場面じゃ。中学生のときに、親にゴネて、テレビを買ってもらった息子が、自分部屋で1人でテレビを見て笑い転げたが、その後、淋しくなって泣いたというんじゃな。そのときに「確かドリフターズの全員集合だった」というのじゃが、それは、多分、かなり遅れた中学生じゃ。46歳で亡くなった麻酔科医が、中学時代に、ドリフターズのベタなコントを笑えるはずがないのじゃ。正しくは、「オレたちひょうきん族」じゃな。同じフジテレビ系列なのに、どうして、この文句が入らなかったのかのう。全員集合は、TBS系列じゃぞえ。小学生中低学年くらいなら、ドリフでもよかったがのう。ありえないんじゃよ、全員集合を見て、中学生が笑い転げるということは。当時、全員集合は落ち目で、どう幕引きするかを考え始めていた時期じゃ。感度のいい思春期の中高生は、ひょうきん族を見ておったわけじゃ。それが、「家庭に背を向けた最初」じゃったんじゃから、非常に重要な台詞なんじゃよ。倉本さんはテレビから離れて、富良野で暮らしておったから知らなかったのかもしれんが、弟子やら富良野塾やらの生徒にきくべくじゃったのう。敗れたり、風のガーデン。最終回で墓穴か。そういえば、相棒の杉下右京役の水谷豊の女房である伊藤蘭が出ておったのう。看護部長で。枯れておるがええ雰囲気を出しておった。それだけじゃな。あのドラマ。2人揃って夫婦でよく頑張っておるのう。花山大吉

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